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スプリットタイム計時
ストップサイクルを終了せずに、ストップサイクル中にスプリット
タイムを表示させることができます。 まずスタート・ストッププッ
シャー (7) で計時を開始します。スプリットタイムを読み出すに
は、リセットプッシャー (11) を押します。その間も計時は行われて
います。 もう一度リセットプッシャー (11) を押すと、クロノスコー
プカウンターが経過した計測時間に瞬時に追いつきます。スタ
ート・ストッププッシャー (7) をもう一度押すと、クロノスコープ
が停止します。 クロノスコープカウンターをゼロ位置に戻すには、
リセットプッシャー (11) を押します。
3.6 アラーム
リュウズをBの位置に引き出して下さい。この状態でリセットプッ
シャー (11) を押して、アラーム時刻を設定します。希望のアラーム
時刻 (5) が表示されるまで、リセットプッシャー (11) を一刻みごと
に調整するには短く押し、連続して調整するには長押しして下さ
い。 アラームを起動させるには、リュウズをAの位置に再び押し
ます。アラーム時刻になると、音響信号が20秒間、あるいはスター
ト・ストッププッシャー (7) またはリセットプッシャー (11) を押す
まで鳴ります。 アラームの作動後、このアラーム設定は有効でなく
なります。アラームが次回セットされるまで、現在の時刻が表示さ
れます。アラームを新たに設定したい場合は、上記の手順に従って
下さい。 リュウズ位置 Bでスタート・ストッププッシャー (7) を押
すと、プッシャーを押している間だけアラーム信号が鳴ります。
3.7 クロノスコープのリセット
蓄電池が完全に放電した後、リセットを行うことをお勧めいたしま
す。まずリュウズをCの位置まで引き出して下さい。 リュウズはロ
ックされていないため、ご注意下さい。スタート・ストッププッシ
ャー (7) とリセットプッシャーを同時に2秒以上押します。リュウズ
をAの位置に戻します。 リセットが行われたら、正しい時刻と正し
い日付 (10) を設定して下さい。
3.8 クロノスコープカウンターのゼロ位置調整
1つまたは複数のクロノスコープ針がゼロ位置に正しく合っていな
い場合(蓄電池が完全に放電した後など)、ゼロ位置に調整する必
要があります:リュウズをCの位置まで引き出して下さい。 リュウ
ズはロックされていないため、ご注意下さい。この状態でリセット
プッシャー (11) を押して、アラーム針を調整します。 アラーム針
(5) が現在の時刻を表示するまで、リセットプッシャー (11) を一刻
みごとに調整するには短く押し、連続して調整するには長押しして
下さい。アラームがセットされている(ただし作動していない)状
態で調整を行うと、アラーム針 (5) が現在の時刻へ動きます。 スト
ップウオッチ分針 (2) を調整するには、スタート・ストッププッシ
ャー (7) を2秒間押します。針 (2) が一回転し、開始位置で静止しま
す。リセットプッシャー (11) を押して、ストップウオッチ分針 (2)
を調整します。プッシャーを短く押すたびに針が1分ずつ動き、長
押しすると針が高速で動きます。