1. 適合するデジタルカメラ (COOLPIX)
P シリーズ(P80 を除く )
S シリーズ (S10,S4 と屈曲光学系搭載機を除く )
L シリーズ (L5, L1 を除く )
2. 組み合わせ対象機種
フィールドスコープ +( MC接眼レンズ+FSA-1&2)/(DS接眼レンズ )
スポッティングスコープ +(DS接眼レンズ )
ファーブルフォト
ファーブルフォト EX
3. 寸法(最小時)
幅 155mm、高さ 105mm、奥行 95mm
4. 質量
340g
5. 付属品
FSBケーブルレリーズ : 1本、滑り止めパッド : 2ヶ、撮影・観察位置切替傷防止シート予備 : 1枚
使用説明書 / Instruction Manual
Printed in Japan (202K) 8Z-1Y/1DE
J/E
コンパクトデジタルカメラブラケット FSB-U1
/ Digital Camera Bracket FSB-U1
NIKON VISION CO., LTD.
Customer Service Department
3-25, Futaba 1-chome, Shinagawa-ku,
Tokyo 142-0043, Japan
Tel: +81-3-3788-7699 Fax: +81-3-3788-7698
CS センター
住所:〒 142-0043 東京都品川区二葉 1 丁目 3 番 25 号
Tel:03-3788-7699 Fax:03-3788-7692
1. 取付けるカメラの機種、取付け位置やズーム位置などの条件により、ケラレや影が出ることが
あります。
少なくなるように位置出しを慎重に行ってください。とりきれない場合も有ります。
2. カメラの電池と記憶メディアの交換は、カメラを取り外して行います。取付け位置の再調整が
必要となります。
3. 本機を組み込んだままの移動は、脱落等の恐れがあります。行わないでください。
4. 本機を組み込んだままの移動は、カメラの取付け位置がズレる恐れがあります。移動後は確認し、必要に応
じて再調整をしてください。
5. 可動部がたくさんあります。調整ねじや固定ねじの役目 ・ 機能を十分に理解してから、ご使用ください。
6. 観察状態での場所移動は、危険です。行わないでください。撮影状態にしてから移動してください。
7. 金属を組み合わせた製品ですので、指を挟み込んだり、けがなどをされないよう十分注意してお取り扱いく
ださい。お子様がご使用されるときは特にご注意ください。
各部名称と機能
① 本体 接眼レンズやファーブルフォトの DS マウントに取付けます。(DSマウント : ブラケットを取付けるマウントのこと)
② 本体固定ねじ 接眼レンズやファーブルフォトの DS マウントに2本ともしっかりと締め付けて固定します。
③ マウント(レンズ他)挿入穴 接眼レンズやファーブルフォトの DS マウント部を差し込みます。
④ カメラブロック固定ねじ 撮影状態を保持するためのねじです。
⑤ カメラブロック開閉ハンドル カメラブロックを開閉するときに持つところです。注)カメラを持って行わないでください。
⑥ レリーズブロック固定ねじ レリーズブロックの回転と高さを固定できます。⑥と⑦でレリーズ位置を調整します。
⑦ レリーズ軸 ケーブルレリーズを取付ける軸です。
⑧ レリーズ軸位置決めねじ 軸をスライドさせて、取付け穴をレリーズの真ん中の位置で固定します。
⑨ レリーズ取付け穴 ケーブルレリーズをねじ込んでください。
⑩ カメラ座 カメラを載せる台です。回転できます。
⑪ カメラ固定ねじ カメラを固定します。カメラの左右位置と回転で調整して、固定します。
⑫ カメラ座固定ねじ カメラ座の回転を固定するねじです。カメラレンズ鏡筒の出る高さに注意して、レンズ鏡筒がぶつからないぎりぎりの位置で固定します。
⑬ カメラ座高さ調整ねじ カメラの高さを調整するねじです。
⑭ カメラ座高さ固定ねじ 高さを保持するねじです。
調整ねじや固定ねじの役目・機能を十分に理解してから、ご使用下さい。
1. ブラケットを取付けます。(本体固定ねじ②) ( 図1)
2. カメラを仮止めします。(カメラ固定ねじ⑪) (図2)
3. カメラ座⑨を回転してカメラを本体から遠ざけます。(カメラ座固定ねじ⑫) ( 図3)
4. カメラの電源を入れ、ズームボタン(レバー)を操作して、レンズ鏡筒が一番飛び出した状態にします。カメラにより鏡筒の飛び出し方が異なります。ご注意ください。 ( 図4)
5. カメラ座⑩を回転して、鏡筒先端をマウント挿入穴端面から5mm程度離して固定します。(カメラ座固定ねじ
仕様
設置
カメラの開閉
・ 仕様 ・ 外観などは改善のため予告なしに変更する場合がありま
す。
・ 本 「使用説明書」 に掲載されている文章 ・ イラスト等の無断転
載を禁じます。
アフターサービスについて
お買い上げいただきましたニコンフィールドスコープコンパクトデジタ
ルカメラブラケットを、 安心してご愛用いただきますよう、 固定ネジ
などの補充部品を準備しております。 在庫につきましては当社 CS
センター、 あるいはニコンのサービス機関へお問い合わせください。
• Specificationsanddesignaresubjecttochange
withoutnotice.
• Noreproductioninanyformofthismanual,inwhole
orinpart(exceptforbriefquotationincriticalarticles
orreviews),maybemadewithoutwritten
authorizationfromNIKONVISIONCO.,LTD.
使用上の注意
撮影上の注意
1. フォーカスはモニターで仮ピント出しを行い、最終ピントはカメラのオートフォーカスで行います。
2. フォーカスが決まらないときは、レリーズの半押しでAFロックにして、モニターによるピント合わせを行
ってください。
3. 高倍率の撮影となりますので、焦点深度が浅くなります。ピント合わせは十分注意してください。
4. また、高倍率撮影のため、ケーブルレリーズ、セルフタイマーやリモートスイッチを使用してブレを防止し
てください。
5. モニター及び撮影画像上で外部光の映り込みが確認できるときは、マウントとカメラレンズの隙間に入る外
部光を黒い布などでさえぎるようにしてください。映り込みがなくなります。
6. P(プログラム)またはA(絞り優先)撮影モードにセットしてください。
7. カメラ操作で位置がずれることがあります。シャッターを押す前にケラレや影の状態を確認し、適宜修正を
行ってください。
撮影位置と観察位置の切り替え
撮影位置 :
カメラブロック固定ねじ④は最後まで締
めこんでください。
観察位置 :
カメラブロック固定ねじ④をゆるめると、カメラ
ブロックを90°開くことが出来ます。
ストッパーバネにより90°位置で保持されま
す。
開閉はカメラブロック開閉ハンドル⑤を持って、
行ってください。
カメラを持って行うと位置がずれる原因となりま
す。
⑤
④
注)取付けるカメラの機種、取付け位置やズーム位置などの条件により、ケラレや影が出ることがあります。少なくなるように位置出しを慎重に行ってください。とりきれない場合も
有ります。
注)カメラの電池と記憶メディアの交換は、カメラを取り外して行います。位置の再調整が必要となります。
注)○番号 ・ 名称は「各部の名称」に準じます。
(図1)
(図2)
(図3)
(図4)
(図5)
(図6)
(図7)
①
⑥
⑬
⑤
⑦
⑪
②
⑧
③
⑨
⑫
⑭
⑩
④
⑧
⑭
⑦
⑩
⑥
⑫
⑬
⑤
②
⑪
(図 8)
ストッパーバネ
④
6. カメラの左右位置 ( 穴中央 ) と回転 ( 平行 ) で調整して固定します。 (カメラ固定ねじ⑪) ( 図6)
7. カメラ座⑩の上下位置 ( 穴中央 . んで固定します。 (図7)
8. モニター像を見ながら、本体の回転でカメラ ( 像 ) の水平を調整します。(本体固定ねじ②)
9. ズーム全域でのケラレの確認
モニター像を見ながら、四隅にケラレや影がないかを確認して、ある場合は、カメラ位置の再調整(前後、上下左右)を行います。(カメラ固定ねじ⑪)(カメラ座固定ねじ⑫)(カ
メラ座高さ調整ねじ⑬)(カメラ座高さ固定ねじ⑭)
・ケラレや影を無くす、あるいは少なくする。
・ 四隅のケラレや影を均等にする。条件によっては、均等にならないこともあります。
・ケラレや影はレンズの先端をマウント部のレンズに近づけるほど少なくなる傾向にあります。
ケラレや影がない、あるいはケラレや影が均等になっていれば、位置出しは終了です。最後に、レンズ鏡筒先端が変倍により、マウント部のレンズに当たらないことを確認してく
ださい。
10. レリーズがシャッターボタンの中央を押すように設定します。 (図8)
a) レリーズはレリーズ軸の先端にある取付け穴⑨にねじ込みます。
b) 高さ方向は、レリーズブロックの上下位置(軸とシャッターボタンの間隔は5mm程度 )、
c) 水平位置はレリーズブロックの回転とレリーズ軸⑦の出し入れで調整した後、
d) レリーズブロック固定ねじ⑥とレリーズ軸位置決めねじ⑧で固定します。
11. 縦位置撮影は、水平位置での設置が完了した後に本体を回転して行ってください。
⑨
⑥
⑦
⑧
先端は中央